不動産ニュース

2006/6/6

東京・大阪のAクラスビル空室率、調査開始以来の最低水準に/IDSS三大都市空室率・平均賃料速報

 (株)生駒データサービスシステム(IDSS)は、三大都市圏のオフィスマーケット動向(06年5月期)を発表した。

 東京23区の空室率は3.0%(前月比▲0.1ポイント)、主要5区の空室率は2.7%(同▲0.1ポイント)と、いずれも前月比低下、空室率がさらに改善していることがわかった。またAクラスビル(主要5区内にある延床1万平方メートル以上、築21年未満などの基準を満たすビル)の空室率は0.6%と、1996年の調査開始以来、最低水準を記録した。
 大阪市の空室率は7.0%で、前月比0.4ポイントの低下。また優良大型ビルについては空室率1%を下回り、過去最低水準を更新した。
 名古屋市全体の空室率は6.8%と前月と変わらないものの、Aクラスビルの空室率は2.0%と、前月比0.6ポイント低下した。

 平均募集賃料については、東京23区募集賃料は坪当たり1万2,650円(前月1万2,680円)、主要5区募集賃料は同1万3,070円(同1万3,090円)とほぼ横ばいに、大阪市については同8,740円(同8,850円)と1.2%のマイナス、名古屋市全体では同9,470円(同9,420円)と0.5%の上昇となった。

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