(株)ディックスクロキは7日、2006年3月期決算(05年4月1日~06年3月31日)説明会を開催した。
今期単体業績の売上高は224億7,400万円(前期比11.1%増)、営業利益は14億4,400万円(同67.0%増)、経常利益は11億3,600万円(同92.6%増)、純利益は5億9,900万円(同92.5%増)であった。
会見で、同社代表取締役社長・黒木透氏は、中長期的経営戦略として「賃貸マンションを主軸としながら、ビジネスホテル・商業ビルなどの開発にも力を入れていきたい。また福岡市・天神エリアの商業施設開発には今後も積極的に取り組んでいく。ファンド向け物件としては鹿児島、宮崎、大分エリアへの供給をさらに強化したい」と述べた。
また福岡、東京、九州などの全国主要都市で引き続き大型物件の開発を進めていくとともに、管理物件の増加を踏まえて、不動産管理部門の機能充実を図る、としており08年度には経常利益13億3,000万円、純利益6億9,700万円を達成させたいと語った。
なお07年3月期については、単体売上高257億3,000万円、経常利益12億円、純利益6億3,300万円を見込んでいる。