ジャパンリアルエステイト投資法人(JRE)は13日、4物件の資産譲渡を決定した。
資産譲渡の内容は、「JALセールスビル」「新横浜ファーストビル」「新潟礎町西万代橋ビルディング」「金沢南町ビルディング」。「新横浜ファーストビル」は不動産の譲渡だが、他3物件は不動産信託受益権の譲渡。
譲渡価額は、4物件合計で70億327万7,000円。帳簿価額は同64億6,913万7,162円、譲渡価額と帳簿価額との差額は同5億3,413万9,838円。
譲渡後の同投資法人のポートフォリオは48物件、取得価格ベースで合計4,170億1,300万円となる。
譲渡先は、「新横浜ファーストビル」を除く3物件は(有)スペイサイド、「新横浜ファーストビル」は(有)エー・アイ・シー。契約予定日は、前者は6月16日、後者は6月28日。引渡予定日は、いずれも6月28日を予定している。
本件譲渡による、同投資法人の2006年9月期(2006年4月1日~同9月30日)決算への影響は、不動産等売却益が約3億9,000万円、賃貸事業損益約7,000万円となる見通し。