(株)ミラクルスリーコーポレーションは21日、特別養護老人ホーム向け増改築システム「ミラクルユニットプラス(仮称)」を開発したと発表した。
厚生労働省が特別養護老人ホームでのケア体制を相部屋から個室に推進していることを受け、同社では増床ニーズが高まることを予想、解決策として「ミラクルユニットプラス(仮称)」を考案したもの。
すでに同社で取得している特許工法「ミラクル工法」をもとに、特別養護老人ホームを既存建物の上部に増改築するプランを提案していく。
同社では現在、1989年に設立した特別養護老人ホームに対し、入所者が施設を利用しながら増床できるとして、耐震性をアップさせる等の増改築を提案している。今後もプランの作成はもとより、環境を改善すべく施設運営をより良い方向に導く幅広いコンサルティングを行なうことで、福祉の環境改善に役立ちたいとしている。