不動産ニュース / 開発・分譲

2006/6/22

2×4工法による大規模特別養護老人ホームが完成/ツーバイフォー協会

 (社)日本ツーバイフォー建築協会はこのほど、大分県大分市に、木造住宅では珍しく大規模な特別養護老人ホーム「明治清流苑」(枠組壁工法、地上2階地下1階、延床面積は4,470平方メートル)が完成したと発表した。枠組壁工法部分は3,802平方メートル。

 同物件は、(社)日本ツーバイフォー建築協会とカナダ林産審議会が協力し、2004年に外壁、間仕切、床、屋根の各構造部位について国土交通大臣認定を取得した耐火構造仕様。

 同協会会員の(有)吉高綜合設計コンサルタント(大分県大分市、代表取締役:吉高久人氏)が設計管理を行ない、施工を同会員である安藤建設(株)九州支店(東京都港区、代表取締役:山田恒太郎氏)が担当した。2005年11月に着工し、工期8ヵ月で完成となった。

 同協会では、同物件のような大規模な施設が完成したことで、ツーバイフォー建築の用途拡大と新たな市場の創出が期待されるとしており、今後も木造耐火建築物の関連技術の開発や需要者向けセミナー、施工事例集作成等に成果を生かしていく予定。

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