FCレジデンシャル投資法人は22日、初決算となる「2006年4月期決算」を発表した。
当期(2005年6月23日~2006年4月30日)営業収益は8億2,900万円、営業利益は5億4,400万円、経常利益は4億200万円、当期純利益は4億円であった。1口当たり分配金は1万2,247円、分配金総額は4億円、配当性向は99.9%。
同投資法人は2005年6月23日に成立し、東京都心を中心に、首都圏および政令指定都市などに立地する、居住施設またはホテルを主な投資対象としている。
05年10月に東京証券取引所不動産投資信託証券市場に上場。上場直後の同年同月に17物件を取得し、その後06年3月に1物件を取得しており、当期末時点で、賃貸住宅16物件(サービスアパートメント4物件を含む)、ホテル2物件の合計18物件を所有している。取得価額の総額は256億6,200万円、総賃貸可能面積は3万2,344.28平方メートル、総稼働率97.3%。
なお次期(2007年10月期)は営業収益7億7,600万円、経常利益3億3,200万円、当期純利益3億3,100万円、1口当たり分配金1万149円を見込んでいる。