不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2006/6/30

東新住建、2006年6月期連結業績予想を増収減益に修正/仕入・販売競争の激化など理由に

 東新住建(株)は28日、2006年6月期の連結業績予想について、06年2月に公表していた内容を修正した。

 連結売上高は907億4,000万円(前回予想比0.3%増、前期比25.6%増)、経常利益10億1,300万円(同▲72.0%、同▲59.8%)、当期純利益▲1億6,000万円(前回予想は16億5,500万円)と、売上高は若干増えたが利益はいずれも下方修正となった。

 売上高はほぼ前回の計画通りの見通し。しかし売上総利益においては、分譲不動産販売事業で、結果として仕入競争の激化による土地原価の上昇を売値に反映できなかったとしている。
 また販売費および一般管理費(販管費)が、計画より大幅に増加。この主な理由としては、販売競争が激化し広告宣伝費が増加したこと、今後の業容拡大に向けて営業所・展示場の新規出店を加速したことにより先行投資費用が増加したことを挙げている。

 なお当期純利益は、固定資産の減損会計の適用による減損損失が当初見通しを上回り、連結子会社における赤字幅も計画より拡大したことにより、当期純損失となる見通しとなった。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年8月号
社員が成長すると、会社も伸びる!
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/7/5

「月刊不動産流通2025年8月号」発売中!

月刊不動産流通研究所2025年8月号」が発売となりました!
特集は、「今こそ! リスキリング」。社会が目まぐるしく変化する中で、不動産事業者も取り巻く環境に適応するためのスキルアップが不可欠です。本特集では、新たな課題への対応や業績向上に向け社員の「リスキリング」支援に取り組む事業者に着目。その狙いや取り組み、効果を紹介します。