不動産ニュース

2006/7/3

賃貸住宅に求める条件、4割以上が「次回はカードで家賃が払える物件を選びたい」と回答/ネクスト調べ

 不動産情報ポータルサイト「HOME'S」を運営する(株)ネクストは、「賃貸住宅に求める条件の実態調査」の実施結果を発表した。首都圏(東京・千葉・埼玉・神奈川)・関西圏(京都・大阪・兵庫)在住の18~59歳で、過去1年以内に賃貸住宅に住み替えを行った男女を対象に2006年5月19日・20日の2日間、インターネット(「HOME'S」)によるアンケート調査を行なった。有効回答数は関東515人・関西515人の計1,030人。

 住み替えに当たって一番重視した要素は「駅までの徒歩時間、通勤時間などが短いこと」(「非常に重視した」・「重視した」計58.7%)となり、次点が「好きな街、希望の街であること」(同44.2%)となった。一方で、次点が「敷金・礼金などの初期費用が割引されるなどの経済的なメリット」が同36.4%となり、初期費用節約を重視する傾向も大きいことが判明した。

 ペットや高速インターネットなどの生活エンジョイ要素については、スコア順では最低の結果となったが、「まったく重視しなかった」(28.2%)人と「非常に重視した」(11.2%)人がそれぞれ高いパーセンテージで出現するなど、重視する人と重視しない人の差が顕著に現れた結果となった。

 また、家賃のクレジットカード払いについて調べたところ、クレジットで家賃を支払うことができる物件があることについて、53.9%の人が「知らない」と回答。実際に利用している人も4.8%と、認知率、利用率ともにまだまだ低いことが明確となった。しかし、次回の引越しを想定して回答してもらったところ、半数近くの契約者が「次回賃貸住宅に住み替えをするとしたら、『家賃がクレジットカード払いできる』ことも物件検索条件に入れられれば良いと思う」(「非常にそう思う」・「そう思う」計46.9%)、また「まったく同じような条件の物件があれば、家賃がクレジットカード払いできる物件の方を選ぶ」(同45.0%)と回答。特に30代はクレジット払いに高い関心を示している。

動画でチラ見!

座談会「事故物件に立ち向かう」

掲載誌はこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年6月号
本業に意外な効果!?不動産事業者のサイドビジネス
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/5/1

「海外トピックス」を更新しました。

Vol.428 クアラルンプールにはなぜこんなにショッピングモールがあるのか【マレーシア】」を更新しました。

熱帯気候のマレーシア、クアラルンプールの人々が日中集まるのがショッピングモール。暑さ、湿度、雨などに煩わしい思いをすることなく、朝から晩まで過ごすことのできるショッピングモールは住民にとってなくてはならない存在のようです。こうした背景から、中間層以上にむけた都市開発の根幹とされることも多いそうです。しかし、中には問題もあるようで…続きは記事をご覧ください☆