アセット・マネジャーズ(株)は30日、同社グループ会社アセット・インベスターズ(株)がリーマン・ブラザーズグループとともに事業再生支援のためスポンサーに就任し支援していた多田建設(株)が、東京地方裁判所より更正手続き終結の決定を受けたことを発表した。
多田建設は、1916年に創業した会社で、「ノーブルシリーズ」のマンションブランドを展開、マンション建設請負工事なども行なっており、1963年に東証2部上場、1988年に東証1部指定替したが、1997年に会社更正手続き開始申し立てを行なっていた。
同社では不動産ファンド事業の開発型案件を中心に多田建設と連携を深め、多田建設が証券取引所へ早期再上場すべく、支援を行なっていくとしている。