イヌイ建物（株）は10日、「2006年11月期中間決算（連結）」を発表した。
当期（2005年12月1日～06年5月31日）連結業績の売上高は74億5,800万円（前年同期比8.5％増）、営業利益は14億200万円（同5.2％増）、経常利益は11億9,600万円（同▲7.6％）、純利益は5億8,800万円（同▲3.2％）であった。
同社は不動産事業のほか、物流事業、レジャー事業、システム開発関連事業などを行なっており、不動産事業では、超高層賃貸マンション「プラザタワー勝どき」および「イヌイビル・カチドキ」が高稼働したことなどにより、営業収益24億5,000万円と前年同期比で6.3％の増収。
また、ソフト開発・システム構築、軽作業請負・アウトソーシング業務、システム技術者育成などを行なうシステム開発関連事業では、営業収益前年同期比56％増の10億9,500万円と、大幅な増収となった。
一方、レジャー事業ではボウリング部門の低調や業務内容の一部見直しなどにより、営業収益5億1,500万円と前年同期比▲26.9％、営業利益3,800万円同▲64.9％と減収減益となった。
なお通期業績は売上高143億円、経常利益21億円、当期純利益11億円を見込んでいる。
