不動産ニュース / 開発・分譲

2006/7/14

川崎駅前大規模商業施設「ラゾーナ川崎プラザ」、9月にグランドオープン/東芝・東芝不・三井不

 (株)東芝、東芝不動産(株)および三井不動産(株)は14日、JR「川崎」駅前の東芝川崎事業所跡地(川崎市幸区)において開発推進している、住宅・商業施設からなる大規模複合施設「ラゾーナ川崎」における商業施設「ラゾーナ川崎プラザ(LAZONA Kawasaki plaza)」の全287テナントが決定、9月28日(木)にグランドオープンすると発表した。

 同施設は2005年4月に着工。神奈川屈指のターミナル駅である「川崎」駅に直結する。オープン後の年間想定売上高は、350億円。
 敷地面積7万2,013平方メートル。建物は、地下1階地上6階建て、延床面積17万2,303平方メートル、駐車場は約2,000台、駐輪場は約3,200台を予定する。

 商業施設「ラゾーナ川崎プラザ」は「都市部の利便性・ファッション性」と「郊外のゆとりある日常」を融合させた多様なニーズに対応。地域・立地特性に基づき、魅力溢れるテナントや施設により、顧客にとって単にモノを手に入れる商業施設にとどまらず、新たなライフスタイルの発見やコミュニティ活動の場になることをめざす。
 人々のコミュニティの核となることをめざし、施設の建築コンセプトは「大屋根のある街」とした。スペイン人の建築家リカルド・ボフィル(Ricard Bofil)氏が設計を担当し、多彩なイベントが実施可能な直径約60mの広場や、四季折々の緑が楽しめる「四季の道」など、駅前にありながら人々のコミュニケーションの場、憩いの場となる開放的な空間を設ける。

 テナントは、駅近接部分には「コーチ」「BANANA REPUBLIC(バナナリパブリック)」などアパレル、アクセサリー、小物類を扱う高感度な店舗を集積。
 この他「アカチャンホンポ」「ディズニーストア」などキッズ・ニューファミリーをメインターゲットとした店舗や、都市型カジュアルスタイルショップなど、年齢・性別を問わず、さまざまな顧客にファッション・ライフスタイルを提供する多数の専門店。さらに「丸善」「ロフト」など、駅前ならではの利便性を生かした都市型大型店も誘致する。

 食関連の店舗も、広場を望む4階を中心として、合計約5,000坪の食関連の店舗を誘致。また、大型複合エンターテイメント施設「ナムコ・ワンダーパーク ヒーローズベース」、シネマコンプレックス「109シネマズ」などの時間消費型のエンターテインメント施設・コミュニティ施設、「ビッグカメラ」「ユニリビング」「ユニクロ」「無印良品」「ダイソー」などの各種専門店、各種旅行代理店など、CD・DVD販売の「HMV」や「島村楽器店」による楽器店・音楽教室・スタジオ、ミュージックカフェなどが集積を予定する。

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