不動産ニュース / その他

2006/7/18

マザーズオークションに8月より入札代理店制度を導入/IDU

 不動産オークション「MOTHER’S AUCTION」を運営する(株)アイディーユーは、2006年8月1日より同オークションに「準加盟店(入札代理店)制度」を導入する。

 同オークションは、全国の不動産会社を対象にしたメンバーシップビジネスとして、06年3月より本格的にスタート。
 7月14日現在、381店(契約済でWEB上未登録の加盟店52店を含む)が正規加盟店として同オークションに参加。6月末までに830億円(957件)の物件が出展されており、出展額は05年1年間で出展された物件総額430億円を大きく上回って急拡大している。一方、出展物件への媒介業務が正規加盟店に限定されていることから、成約額・成約率は伸び悩んでいた。
 そこで、成約額・成約率の向上を図るべく、新たに「準加盟店(入札代理店)制度」を導入することとしたもの。

 入札代理店の加盟金および月額基本利用料を無料(正規会員は加盟金31万5,000円、月額基本利用料10万5,000円)として広く参加者を募る一方、オークションへの参加資格は、入札および買い側仲介のみに限定する。
 システム利用料は、正規加盟店は落札金額の0.525%に対して、入札代理店は同1.05%。また、入札形式も、正規加盟店は代理入札・直接購入ともに可能だが、入札代理店は代理入札のみに限定。さらに出展・WEBショップ・提供サービスの利用も制限する。

 同社では同店制度導入により、コスト負担により参加を敬遠していた不動産会社の参加を促すことが可能となり、同オークションの活性化につながるとしている。

 なお、同社は14日、同制度導入に伴う業務提携を(株)アパマンショップネットワークと締結することで基本合意したと発表した。
 アパマンショップ加盟店の多くは賃貸管理を主要業務としているが、顧客の物件購入を支援することにより賃貸管理業務の獲得につつながることが期待できるとし、今回の業務提携にいたったもの。
 業務提携決定・締結は7月31日を予定。これにより、8月1日より全国のアパマンショップ加盟契約店舗850店が、「入札代理店」として同オークションに参加することとなる。

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