不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2006/7/20

大幅増収も有利子負債の増加で経常減益/レイコフ06年8月期第3四半期決算

 (株)レイコフは14日、「2006年8月期第3四半期財務・業績の概況(連結)」を発表した。

 当四半期(2005年9月1日~06年5月31日)の業績は、売上高121億1,200万円(前年同期比392.5%増)、営業利益7億500万円(同57.7%増)、経常利益3億5,300万円(同▲0.6%)、四半期(当期)純利益1億1,400万円(同▲45.9%)となった。

 セグメント別では、不動産投資ファンド事業は、新たに組成したオフィスビルや商業ビルを対象とした不動産投資ファンドが順調に資産残高を積み増し、売上高7億8,000万円(同60.8%増)、営業利益3億6,000万円(同85.0%増)となった。
 また不動産コンサルティングサービス事業でも不動産投資ファンド向けのコンサルティング業務が順調に伸び、売上高9億100万円(同22.2%増)、営業利益3億4,200万円(同343.8%増)。
 不動産投資事業は、積極的に新規物件の取得を進め、グループ内で組成するファンドへの売却にも取り組んだ結果、売上高104億3,000万円(同743.7%増)と大幅増。また、賃料収入も増えた結果、営業利益4億900万円(同181.7%増)となった。

 半面、利益面では、有利子負債の増加による支払い利息などの増加により、経常利益、四半期純利益は前年同期比で減少する結果となった。

 なお、同社は14日、2006年4月に公表した06年8月期通期の業績予想の修正も発表している。

 修正の主な要因は、物件の売却増加およびファンド関連の手数料収入の増加によるもの。
 修正された連結業績予想は、売上高140億円(前回発表数値比16.7%増、前年同期比324.1%増)、経常利益8億円(同14.3%増、同49.3%増)、当期純利益3億5,000万円(同0%〈前回発表数値と同じ〉、同28.7%増)となった。

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