不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2006/7/20

再生事業好調で2ケタ増収益を達成/インテリックス06年5月期決算

 首都圏で中古マンション再生流通事業(リノヴェックスマンション事業)を展開している(株)インテリックスは19日、「2006年5月期決算短信(連結)」を発表した。

 当期(2005年6月1日~06年5月31日)の業績は、売上高317億9,500万円(対前期比12.1%増)、営業利益15億1,500万円(同20.8%増)、経常利益10億8,100万円(同38.9%増)、当期純利益5億8,200万円(同46.4%増)と前期比2ケタの増収益を達成した。

 同社は、当期はリノヴェックスマンション事業においてオーナーチェンジ物件(賃借人付物件)を積極的に取得した。これは、賃貸期間中は安定した賃料収入を確保し、賃借人の退去後は同社の得意とするリノヴェックス内装工事を経て物件販売を行う事業モデル。当期末の同物件の保有状況は約47億円(対前期比約22億円増)、件数は231件(同118件増)と大幅な増加となった。
 また、長期保有収益物件の当期の取得は、約35億円で4件だった。

 セグメント別では、リノヴェックスマンション事業部門においては、販売件数が1,087件(対前期比11.6%増)と増加し、物件販売売上高は274億6,600万円(同7.2%増)。また物件数の増加により、オーナーチェンジ物件に係る賃貸収入売上高は、2億3,600万円(同105.4%増)。半面、その他収入売上高は、連結子会社であるインテリックス住宅販売の不動産仲介手数料の減少などにより8,600万円(同▲14.6%)。これらの結果、同事業部門の売上高は277億8,900万円(同7.6%増)、営業利益は15億9,000万円(同5.1%増)となった。
 その他不動産事業部門においては、戸建、土地、ビルなど、その他不動産の物件販売売上高は37億1,700万円(同54.0%増)、賃貸収入売上高が1億8,800万円(同136.4%増)、その他収入売上高が1億円(同117.8%増)。これらの結果、同事業部門の売上高は40億600万円(同57.8%増)、営業利益は4億2,800万円(同93.4%増)となった。

 なお、2007年5月通期業績(連結)予想については、売上高375億6,400万円、経常利益15億1,300万円、当期純利益7億8,100万円を見込んでいる。

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