不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2006/7/21

高水準の入居を確保したものの減収減益/ダイビル07年3月期第1四半期決算

 ダイビル(株)は20日、「2007年3月期第1四半期財務・業績の概況(連結)」を発表した。

 当四半期(2006年4月1日~06年6月30日)の業績は、売上高64億8,600万円(前年同期比▲5.7%)、営業利益26億7,600万円(同▲3.9%)、経常利益25億5,400万円(同▲4.6%)、四半期(当期)純利益15億4,100万円(同▲4.2%)となった。

 同グループは、積極的な営業活動とテナントサービスの向上に努め、全体として高水準の入居状況を確保したものの、減収減益の結果となった。

 セグメント別では、土地建物賃貸事業は、「秋葉原ダイビル」および「商船三井ビルディング(虎ノ門ダイビル)」の固定資産税負担が新たに発生したことなどにより、営業利益は28億1,500万円と1億1,800万円(前年同四半期比4.0%)の減益となった。
 ビル管理事業は、売上高は6億3,000万円と5,000万円(前年同四半期比8.8%)の増収となり、営業利益は5,300万円と600万円(同12.9%)の増益となった。
 その他事業は、主に「秋葉原ダイビル」関連テナント内装工事の請負高が減少したことにより、売上高は1億7,100万円と5億2,500万円(前年同四半期比75.4%)の減収、営業利益は2,700万円と3,400万円(同55.8%)の減益となった。

 なお、07年3月期通期(2006年4月1日~2007年3月31日)の連結業績予想は、売上高253億円、経常利益84億円、当期純利益50億円としている。

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