不動産ニュース / 調査・統計データ

2006/7/26

首都圏中古マンション、成約件数が5期連続で増加/東日本レインズ

 (財)東日本不動産流通機構は25日、首都圏における2006年4月~6月の不動産流通市場の動向を発表した。

 当期の首都圏中古マンション成約件数は7,528件(前年同期比7.3%増)で、5期連続で前年同期を上回った。すべての都県・地域で前年同期を上回っており、特に東京都区部は2,699件(同13.6%増)と2ケタ台の増加となり、全体の数字を押し上げている。
 都県・地域別では、東京都 多摩746件(同8.6%増)、埼玉県1,034件(同2.2%増)、千葉県1,055件(同4.0%増)、神奈川県 2,024件(同3.7%増)。

 同新規登録件数は2万8,334件(前年同期比▲1.0%)。16期ぶりに前年同期を下回った。
 都県・地域別では、東京都区部1万1,871件(同▲9.5%)、東京都 多摩2,544件(同4.8%増)、埼玉県3,394件(同15.0%増)、千葉県2,810件(同1.3%増)、神奈川県 7,715件(同5.2%増)。

 同成約単価は、1平方メートル平均で34.39万円(前年同期比5.6%上昇、前期比2.0%上昇)。11期連続で前年同期を上回り、前期比でも7期連続の上昇となった。
 都県別では、東京都45万3,800円(同6.2%上昇、同3.2%上昇)、埼玉県22万7,800円(同0.8%上昇、同▲1.3%)、千葉県22万2,700円(同3.1%上昇、同0.0%)、神奈川県30万5,000円(同3.7%上昇、同0.4%上昇)。
 新規登録物件の単価は同38.49万円(同0.4%上昇、同0.1%上昇)で、前期比では2期連続でプラスとなった。

 また、成約物件価格は、2,214万円(前年同期比6.1%上昇、前期比1.4%上昇)で、前年同期比では12期連続、前期比では7期連続でプラス。
 成約物件平均専有面積は、64.38平方メートル(同0.5%拡大、同0.6%縮小)。64平方メートル台で安定している。新規登録物件においては同59.69平方メートル(同1.5%縮小、同0.3%縮小)となっており、長期的には専有面積は縮小傾向にある。

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