(株)アイフルホームテクノロジーは25日、金物工法を採用する全棟(3階建てを除く)を対象として、第三者機関(21世紀住宅研究所)による住まいの安心・安全を科学的な数値で示した「構造チェック結果報告書」を発行すると発表した。
同社では、2006年度の統一スローガンとして、顧客の価格面や品質面のあらゆる不安に対してシステムや保証制度などで合理的に応えていく体制をアピールすべく「安心宣言」をグループ全員で採択している。
今回の「構造チェック結果報告書」発行は、地盤生涯継続保証、完成引渡保証、60年継続保証などとともに、一連の安心品質の強化策として実施するもの。
「耐震等級(住宅性能表示制度の基準に準拠して評価するが、登録住宅性能評価機関による評価ではない)」「耐力壁の量」「耐力壁のバランス」「柱の接合部の強度」「梁のたわみ量」の5項目にわたって、1階、2階ごとに数値化し、第三者機関が判定した邸別の報告書を施主に明示して提供していく。
従来、2階建て以下の木造戸建て住宅においては、どれだけの構造耐力を有しているかの総合評価(住宅性能評価制度)はあっても、各部位の強度やバランスなどを数値で顧客に明示することはほとんどなかった。
同社では、こうした「安全・安心への取り組み」により、顧客の不安解消に対応していくとしている。