不動産ニュース / 開発・分譲

2006/8/1

日本土地建物、中野区に遮音マンション「(仮称)沼袋2丁目計画」を起工

 日本土地建物(株)は1日、東京都中野区において遮音設備を施した音響マンション「(仮称)沼袋2丁目計画」を起工した。竣工は2007年2月末を予定する。

 建設地は、西武新宿線「沼袋」駅徒歩8分に位置する、第一種低層住居専用地域。
 建物は、RC造(壁式工法)地上3階建て、総戸数19戸。間取りは、1LDKのスタジオタイプ(専有面積38平方メートル)15戸、メゾネットタイプ(53平方メートル)4戸。

 計画のコンセプトは、自由に音楽(楽器演奏、オーディオ、ホームシアターなど)を楽しめる空間を提供すること。楽器演奏可能なマンションを建設することで、遮音設備により明確な差別化をして物件の競争力を高めるとともに、地域・環境を選ばず根強い人気がある音楽志向のニーズに応える。
 メインターゲットは、生活スタイルにこだわりを持つ単身者やDINKS層。新宿・四谷に勤務する音楽関係者や周辺の音大生、また、富裕層における趣味目的のセカンドハウスなどを想定し、需要を取り込む。

 建物の特徴は、全住戸にグランドピアノが置ける「遮音ルーム」を配置。グランドピアノ運搬が可能な13人乗りエレベーターを設置したこと。
 遮音室にはガラスブロックを用いて明るくおしゃれな室内空間を実現。1LDK(LDK+音楽室)の間取りでスタジオ、メゾネットの2タイプを採用。LDKは可動式大型収納を間仕切りとして使うことで、自由度の高い空間を実現する。

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