国土交通省は7月31日、平成18年度6月分の「建設工事受注動態統計調査報告書」(大手50社調査)、(速報)を発表した。
大手50社調査の平成18年6月の建設工事受注額は1兆826億円(対前年同月比3.5%増)と2ヵ月ぶりの増加となった。
うち民間工事は7,713億円(同▲0.2%)で5ヵ月ぶりの減少。発注者別では製造業、運輸業で増加し、サービス業、卸売・小売業、電気・ガス・熱供湯・水道業等が減少した。
公共工事は1,721億円(同▲2.6%)と2ヵ月連続の減少となった。
また、速報によると6月の建設工事受注高は、4兆4,870億円(同▲2.0%)。うち元請受注高は3兆1,170億円(同0.1%増)、下請受注高は1兆3,700億円(同▲6.4%)。
元請受注高のうち公共機関からの受注高は8,170億円(同▲16.3%)、民間等からの受注高は2兆3,000億円(同7.6%増)であった。