不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2006/8/3

不動産賃貸事業・販売事業が大幅増収増益/住友不07年3月期第1四半期決算

 住友不動産(株)は3日、「2007年3月期第1四半期決算」を発表した。

 当期(2006年4月1日~6月30日)連結業績の売上高は1,739億7,300万円(前年同期比48.8%増)、営業利益は390億800万円(同 95.7%増)、経常利益は340億2,800万円(同132.8%増)、純利益は193億6,400万円(同22.6%増)となった。

 当第1四半期は、不動産賃貸事業において既存ビルの空室率改善、賃料上昇などの結果、営業収益642億5,100万円(前年同期比80億8,100万円増)、営業利益230億3,200万円(同65億6,500万円増)と大幅な増収増益を達成。
 不動産販売事業についても、前期末に竣工した大規模マンションの引き渡しが一部当期にずれ込んだことから、マンション、戸建て、宅地の合計で前年同期比ほぼ2倍となる1,457戸を販売計上。営業収益738億4,000万円(同455億500万円増)、営業利益149億2,300万円(同115億 4,400万円増)を計上した。なお、当期計上予定戸数(5,200戸)に対するマンション、戸建住宅の契約率は67%と順調に推移、完成済マンションの未契約戸数も前期末比▲215戸の579戸に減少している。
 不動産流通事業では、主力のリテール部門が好調に推移。仲介取扱件数の増加に加え、1件当たり取扱単価も上昇し、取扱高は前年同期比456億2,600万円増となる2,448億800万円を計上した。

 なお、年度業績予想に対する進捗率は、営業収益が25%、営業利益が30%、経常利益が32%と順調に推移しており、通期業績は売上高5,860億円、経常利益890億円、純利益410億円を見込むとしている。

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