不動産ニュース / ハウジング

2006/8/15

強くて調湿効果があるパネルを開発/GLホーム

 ツーバイフォー(2×4)工法の住宅フランチャイズチェーンを全国展開しているジーエルホーム(株)はこのほど、従来にない強い耐力を有していながら、調湿および有害物質の吸着・分解作用がある、無機質面材を使用した「スーパーモイスチャーパネル」を三菱商事建材(株)と共同で開発した。

 同パネルは、三菱商事建材が開発した無機質面材を用いて同社オリジナルのパネルとして開発。壁倍率の実証試験では、実測値で4.6倍(認定では壁倍率4倍)を記録した。消石灰、珪砂、バーミキュライトなどの天然素材でできており、火災にも強く、燃えても煙や有毒ガスの発生がなく、法定不燃材の認定も取得した。無機質であることから、シロアリによる食害もほとんどない。
 また、この無機質面材は調湿作用を有するため、壁体内結露の発生を抑制。内装材は室内の湿度を一定に保つとともに、ホルムアルデヒドなどの有害物質を吸着・分解することができる。これにより、肌にも優しい室内環境を整えるとともに室内空気を浄化。きれいで快適な室内空間を創出する。

 なお、同社は同パネル誕生を記念し、全国の加盟店において「スーパーモイスチャーパネル誕生フェア」を9月30日(土)まで開催する。

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