阪急ホールディングス(株)は14日、連結子会社で不動産賃貸を手がける(株)阪急シグマコーポレーション(大阪市北区、取締役社長:能上尚久氏、資本金1億円)の解散を決議したと発表した。
阪急シグマコーポレーションは、2002年10月にホテル事業を譲渡して以来賃貸業を営んできたが、減損会計の適用により債務超過となった。今後も市場の著しい改善は望めず債務超過の解消は困難と思われるため、保有資産を売却し解散することとしたもの。
2006年12月下旬に清算結了を予定している。なお同社は、当該連結子会社の解散が連結業績に与える影響は軽微、としている。