穴吹興産(株)は18日、2006年度6月期決算(短信)を発表した。
当期(2005年7月1日~06年6月30日)の業績は、売上高470億4,700万円(前年同期比20.5%増)、営業利益23億5,600万円(同9.8%増)、経常利益18億3,500万円(同10.5%増)、当期純利益9億2,200万円(同25.9%増)と大幅な増収増益となった。
分譲マンションにおいては、06年1月より計画に着手した全棟に「住宅性能表示制度」を導入するなど、顧客の視点にたった事業展開を行なうと同時に営業力の強化を図り、マンション契約数1,550戸(8.5%増)、同売上戸数1,337戸(同11.3%増)を確保。3期連続で未契約完成在庫0戸となり、売上高351億6,600万円(同21.4%増)を計上した。また、不動産関連事業では、06年6月に中四国の賃貸マンション「アルファレガロ」を組み入れた第1号私募ファンド「瀬戸内ファンド1号」を組成した。
なお、次期については、売上高589億6,500万円、経常利益21億1,900万円、当期純利益10億6,600万円を見込んでいる。