不動産ニュース / その他

2006/8/24

省コスト・省力化する通気管キャップを商品化/長谷工コーポ

 (株)長谷工コーポレーションは23日、(株)ニチアスセムクリート(東京都港区、社長:塩見敬一氏)と新型乾式通気管キャップ(商品名:「Rハット」)を共同開発・商品化(特許出願中)したと発表した。

 「Rハット」は、強度や耐久性に優れているGRC(ガラス繊維補強セメント)を採用した小型・軽量の通気管キャップ。施工の省力化と製品コストの低減を追及し開発されたもので、従来の乾式工法と比較してコストを約30%削減。また、1体約11kgと片手で運べる重量であり、専用に開発した接続金物(ジョイントキット)の採用により通気管への着脱が非常に簡単にできるため、排水立て管内の点検と清掃も容易であること、耐久性のあるGRC採用により経年による強度劣化がほとんどないことなどが特徴となっている。

 同社が設計・施工するマンションではこれまで鉄筋コンクリート造で通気管キャップを施工する湿式工法が中心だったが、「Rハット」の施工に対しては、設備業者や専門工事業者から「工程に余裕ができる」「省力化されるので労務の負担が減る」といった高い評価を受けているという。
 こうした声を受け、同社では今後、東京地区で同社が設計・施工する物件に標準採用していくことを決定した。また、日本管材センターを通じて「Rハット」の外販(オープン価格)を行なう予定。

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