不動産ニュース / 不動産金融・証券化

2006/8/24

2物件を取得、高級賃貸マンションの新ブランド「マイアトリア」発表/MGPA

 私募不動産ファンド運用を展開しているマッコーリー・グローバル・プロパティー・アドバイザーズ(本社:バミューダ、日本事務所:東京都千代田区、日本事務所代表:重政重明氏)は22日、「MGPファンドII」(2005年9月募集完了、資金調達額13億米ドル(約1,508億円))の運用に伴い、札幌市内のタワー型マンション1棟と、都内(九段下)のオフィスビル1棟を取得したと発表。
 併せて、新たな高級賃貸マンションのブランド「マイアトリア」を立ち上げ、今回取得した札幌市内のタワー型マンションを皮切りに、今後12ヵ月間にわたり同ブランドシリーズの物件を順次発表していくことを明らかにした。

 「MGPファンドII」は東京、ソウルおよび香港などの都市においてすでに10億米ドルを投じており、国内では都内のオフィスビル1棟とタワー型マンション1棟、金沢市香林坊に商業・居住用の複合物件1棟を取得している。

 今回取得した「マイアトリア知事公館前」(札幌市中央区)は、北海道知事公館および庭園の向かいに立地。
 建物は、鉄筋コンクリート造地下1階地上30階建て、総戸数140戸、総賃貸面積1万1,653平方メートル。専有面積は52.42平方メートル~145.97平方メートル、間取りは1LDK・2LDK・3LDK・4LDK。すでに竣工済で、2006年8月下旬の入居開始を予定している。
 一方都内での取得物件は、東京都千代田区にある9階建てのオフィスビルで、東京メトロ「九段下」駅にほど近い場所に立地。総床面積7,480平方メートル、11台分の駐車場を備えている。

 新ブランド「マイアトリア」は、ラテン語の「アトリウム=ローマ時代の住宅に見られる、ゆったりとしたリビングルーム」に由来するもので、高い利便性と豊かな周辺環境を兼ね備えた立地にあり、余裕のあるリビングスペースと、住まう人それぞれの独立したライフスタイルが上手く調和するよう設計されている点が特徴。
 同社は今後、「マイアトリア」ブランドの品質を満たす物件の完成に向け開発マネジメント業務を行なうとともに、物件のマーケティングおよびリーシィング・プログラムを策定するとしている。

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