(株)サンシティは28日、山形県山形市において総事業費約130億円の「(仮称)山形駅前西口プロジェクト」を開始することを決定したと発表した。
同プロジェクトは、生活・文化・情報機能等の役割を果たす「新都心地区」として開発が進められている山形駅西口地区の土地区画整理地約3,600坪を開発するもの。事業地内には、すでに官民複合型施設である霞城セントラル、イベントホールの山形テルサなどが建設されており、県都の表玄関にふさわしい特色あるまちづくりのため、「ふるさとの顔づくりモデル事業」の導入により整備が進められている。
同社のプロジェクトは、分譲事業「(仮称)サンデュエル山形駅前西口A棟」、「(仮称)サンデュエル山形駅前西口B棟」(ともに地上17階建て・総戸数127戸)と、ホテル事業「(仮称)山形駅前西口ホテル」(地上12階建て、客室数220室)、複合型商業施設事業(S造地上6階建て、自走式立体駐車場496台)からなる複合開発。同エリアにおけるランドマーク的なデザインとし、マンションには免震構造、オール電化システムなども採用する。
分譲事業は8月着工。ホテル事業は11月、複合商業施設は2007年1月にそれぞれ着工する。完成は、マンションA棟が2007年11月、B棟が2008年10月。ホテルは2007年12月、商業施設が2007年11月をそれぞれ予定している。