不動産ニュース / 調査・統計データ

2006/8/30

アスベスト気中濃度測定結果についての評価を発表/住団連

 (社)住宅生産団体連合会の石綿対策特別委員会は30日、「低層住宅解体作業時のアスベスト(石綿)気中濃度測定結果」についての評価を公表した。
 
 同協会ではアスベスト含有建材を使用している住宅の改修・解体における注意事項を「低層住宅石綿取扱ガイド」を発行するなどして呼びかけてきた。
 今回の調査では、ガイドに従って作業した場合、どの程度アスベストが気中に飛散するかを室内、屋外において測定した。なお、分析は計数法で行ない、アスベストが測定された地点では位相差分散染色法を用いた。
 
 その結果、解体作業中の隣地境界においてアスベストは0.3本/L未満であり、適切に作業した場合には隣地に対する影響はみられなかった。また、作業場所においては最も大きな値でも4.63本/Lであり、適切な作業手順・方法により解体作業を行なう場合には、定められた作業衣および防じんマスクを着用することで安全といえる結果となった。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年9月号
アクティブシニアの最新住宅ニーズ!
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/7/5

「月刊不動産流通2025年8月号」発売中!

月刊不動産流通研究所2025年8月号」が発売となりました!
特集は、「今こそ! リスキリング」。社会が目まぐるしく変化する中で、不動産事業者も取り巻く環境に適応するためのスキルアップが不可欠です。本特集では、新たな課題への対応や業績向上に向け社員の「リスキリング」支援に取り組む事業者に着目。その狙いや取り組み、効果を紹介します。