不動産ニュース

2006/9/1

OJR、金融庁および関東財務局へ「業務改善計画」提出

 オリックス不動産投資法人(OJR)は、同投資法人の投資信託委託業者であるオリック・アセット・マネジメント(株)(以下、OAM)が7月21日に金融庁から受けた業務改善命令に基づき、OJRは関東財務局へ、OAMは金融庁へ、それぞれ業務改善計画を提出、受理されたと発表した。

 同計画は、2006年3月より行なわれた証券取引等監視委員会の検査において、OJRには役員会不開催等の法令違反行為が、またOAMには投資法人資産運用業に係る善管注意義務違反および一般事務受託者としての全館注意義務違反行為があったと指摘を受けたことから、今後、同様の違反等を再発させないよう、内部管理態勢を整備すべく策定したもの。

 物件の取得に関して、OAM組織体制の構築・整備を図るとともに、業務運営方法を見直し、マニュアル・ガイドラインを導入。役員会運営については、牽制機能・モニタリング機能の強化、OJR役員会開催の定例化、機動的な開催体制の確立をめざしていく。
 また、OAMの法令順守体制を構築・整備すべく、リスク・コンプライアンス部、および監査室を新設することなどが、計画に盛り込まれた。

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