(株)ゼファーは、二酸化炭素の排出量削減を図る観点から林野庁が推進している「木づかい運動」に賛同、新たな取り組みを開始すると発表した。
「木づかい運動」とは、国産材の積極的活用による国内森林の活性化支援の一環として林野庁が推進しているもの。
同社では今回、事業で使用するパンフレット、チラシなどの紙に、王子製紙(株)の協力のもと「3.9ペーパー」を採用することで、間伐材(特にB級材)の利用を促進。三重県の県行造林の間伐材を積極的に利用、健全な森林づくりを応援していくこととした。
「3.9ペーパー」とは、印刷物を制作するユーザー(企業)が森林所有者に代わって輸送コスト(集材所から製紙工場まで)を負担することにより、国産間伐材(同)の活用を促進、健全な森林循環を応援するもので、印刷物に使用する用紙の重量の半分以上の間伐材が製紙材料として活用される。