小田急不動産(株)は11日、神奈川県小田原市が推進している「おだわらルネッサンス推進本部のプロジェクト」の一環として、同市との官民共同事業により、小田原駅東西自由連絡通路(通称:アークロード)に情報用ディスプレイを設置。放映を開始した。
このディスプレイは、広域交流拠点である同駅の立地特性を生かし、駅利用者に必要な情報を提供し、市民や観光客などの回遊性の向上や、まちの活性化を図るために設置した。企業、美術館、学校などのコマーシャルのほか、小田原市広報、市のイベント情報およびニュースなどを放映する。また、災害発生時には駅滞留者への緊急情報提供を予定している。
同社は、今回のディスプレイ設置が、小田急グループの主要事業エリアにおける地域社会の発展や安全確保につながると期待している。さらに同事業は、小田原市が観光拠点であることから、多方面にわたる業種からの出稿が期待できるため、同社は今回の取り組みを通じて、交通広告における映像媒体の活用を検討していく方針。