不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2006/9/14

不動産分譲など好調で大幅営業・経常増益/明豊エンター06年7月期決算

 (株)明豊エンタープライズは14日、「2006年7月期決算短信(連結)」を発表した。

 当期(2005年8月1日~06年7月31日)の連結業績は、売上高347億6,000万円(対前期比9.2%増)、営業利益34億9,000万円(同29.3%増)、経常利益23億8,700万円(同25.7%増)、当期純利益13億4,100万円(同▲9.3%)。
 また、当期の個別業績は、売上高326億4,000万円(同8.8%増)、営業利益34億400万円(同35.9%増)、経常利益23億6,100万円(同37.9%増)、当期純利益13億6,600万円(同▲0.2%)となった。

 セグメント別では、不動産分譲事業については、自社単独分譲事業として、「サンフル池上シェルゼ」(36戸)の竣工前完売、「サンフル宝塚シティブレス」(155戸)の竣工時完売の2件と、共同事業物件として「AKISHIMA STATION FRONTグレイディア」、「ガーデンズコート武蔵小杉」などの大型物件をはじめ9物件の供給を行ない、好調に完売。また、同社にて開発した賃貸マンションの不動産ファンドへの売却に際し、子会社の(株)明豊プロパティーによる当初設定賃料を上回る賃料にてリーシングを行ない、稼働率をほぼ100%まで高めたことにより、当初計画より売上高・利益が上回った。この結果、当期の同事業における売上高は322億6,900万円(対前期比13.2%増)、営業利益は36億2,100万円(同56.8%増)となった。
 他方、不動産賃貸事業については売上高21億6,000万円(同5.0%増)、営業利益5億2,600万円(同61.5%増)。不動産仲介事業については、売上高2億5,600万円(同▲78.0%)、営業利益1億2,200万円(同▲75.4%)。その他の事業については、売上高1億6,200万円(同18.2%増)、営業利益1億2,600万円(同3.5%増)となった。

 なお、次期の連結業績予想は、売上高370億円、経常利益26億円、当期純利益14億3,000万円。個別業績予想は、売上高350億円、経常利益25億円、当期純利益13億7,800万円を見込んでいる。

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