(株)長谷工コーポレーションは19日、アクティブシニア層をメインターゲットにしたオリジナルマンション「楽〔RAKU〕スタイル」を開発したと発表した。
「楽〔RAKU〕スタイル」は、子どもが独立した後の夫婦二人の生活をイメージし、ゆとりある生活と将来の加齢配慮にさりげなく対応した新商品。今後、関西圏において同社が設計・施工する新築分譲マンションにて、事業主に採用を提案していく予定となっている。
設備では安全・安心への配慮、環境・健康・快適性への配慮を重視。また、住戸プランは部屋数よりもゆとりを、また、室内の開口部には引戸を全面的に採用、さらに各部位の寸法にはゆとりを持たせた。
具体的には、安全性の高い電子ロックシステム(キーレス式)、完全掃き出しバリアフリーサッシ(段差が少ないサッシ)、ゆっくりと閉まる玄関ドア、非常コールボタン、次世代省エネ基準の断熱性能、キッチンディスポーザー、安眠の妨げにならない微小度照明(自動点灯式フットライトなど)、単独手洗いと手すりカウンター付トイレを採用した。
なお、「楽〔RAKU〕スタイル」第1号採用物件は、同社と名鉄不動産(株)がこのほど共同開発した新ブランド「プレティナージュ」の「プレティナージュ御池東洞院」(京都市中京区、総戸数69戸〈予定〉)。第2号は、「(仮称)プレティナージュ苦楽園」(兵庫県西宮市、総戸数62戸〈予定〉)としている。