扶桑レクセル(株)は21日、健康と地球環境に配慮した、デザイン性の高いリフォームを手がける(株)OKUTA(さいたま市大宮区、社長:山本拓己氏)と、LOHAS仕様のマンション販売に関して、技術協力すると発表した。
今回の技術協力は、安全性や住みやすさに着目したマンションづくりに取り組む同社が、健康に過ごせる住空間を追求し、本格的なエコリフォームに取り組むOKUTAの企業理念に共感したことから合意に至ったもの。
LOHASマンションをつくる建材(LOHAS仕様)として、各居室床材には天然無垢材のフローリング、洗面室・トイレには竹フローリング、和室にはゼロフォルム畳(天然い草を100%使用した畳)を使用する。
また、各居室の壁にEM珪藻土(調湿や脱臭効果などに優れた自然素材)を用いるほか、各居室に使用するワックスには天然100%自然塗料を、接着剤には「にかわ」(100%自然素材で強度と安全性に優れる、にかわ接着剤)を、それぞれ採用する。
「LOHAS仕様」採用第1弾は、現在販売中で2006年11月に竣工・入居開始予定の「レクセル荻窪」(東京都杉並区、鉄筋コンクリート造7階建て、総戸数67戸)。3戸にLOHAS仕様を採用している。
また第2弾として、9月下旬に販売開始、07年3月に竣工・入居開始を予定している「リズムタウンプロジェクト(正式名称:レクセル多摩センターマークレジデンス)」(東京都八王子市、総戸数159戸)についても、18戸に採用を決定。購入検討者が体感できるよう、モデルルームに「ロハスルーム」を設置している。