(株)東芝、東芝不動産(株)、および三井不動産(株)は9月28日にグランドオープンする大型複合施設「ラゾーナ川崎プラザ」(川崎市幸区)の内覧会および記者会見を行なった。
同施設はJR「川崎」駅前の東芝・川崎事業所跡地の利用計画に基づき開発が進められた商業ビル。建物は、敷地面積7万2,013平方メートル、地上6階地下1階、延床面積17万2,303平方メートル。
テナントには「都市部の利便性・ファッション性」と「郊外のゆとりある日常」をテーマに「コーチ」や「BANANA REPUBLIC」などのファッション店、音楽レストラン「リストランテ・ルビー・ソプラフィーノ」や日本初出店の「カリフォルニア・ピザ・キッチン」などが入居する。
同商業ゾーンに隣接する敷地には、今後、住宅ゾーン「ラゾーナ川崎レジデンス」(667戸)とオフィスビルが建設される予定。全体のまちづくり開発コンセプトを“Re-BIRTH=再生”とし、「人と人」、「人と自然」、「自然な自分」の再生を進め、実現することで「都市・川崎の再生」に繋げていくことをめざしている。「LAZONA」とは、緑・繋がり・絆・結合を表すスペイン語「Lazo」と地域を表す「Zona」を組み合わせた造語。
会見で三井不動産(株)専務取締役商業施設本部長の永田和一氏は「東芝グループと一緒に開発のプロとして頑張っていきたい。また、たくさんの人に来てもらうことで川崎の発展に寄与していきたい」と語った。