不動産ニュース / 開発・分譲

2006/10/6

不動産4社共同の大規模マンション「ザ・ガーデネスクシティ」発売

「ザ・ガーデネスクシティ」完成予想図
「ザ・ガーデネスクシティ」完成予想図

 (株)大京、近鉄不動産(株)、藤和不動産(株)、東急不動産(株)の4社は、建設中の大規模共同事業マンション「ザ・ガーデネスクシティ」(兵庫県尼崎市)において、10月14日より、マンションパビリオンをプレオープンし、10月下旬に販売活動を開始することを発表した。

 「ザ・ガーデネスクシティ」は、地上8階建て、総戸数400戸(販売住居戸数389戸)。
 阪神本線「出屋敷」駅より徒歩5分で、付近には蓬川公園、元浜緑地が控えるなど、都市部としては有数の水と緑に恵まれた好環境にある。

 計画地南部の臨海地域約1,000haでは「尼崎21世紀の森」構想が進展中。これは、「森と水と人が共生する環境創造のまち」をテーマに、臨海地域の自然をよみがえらせ、魅力と活力のあるまちに再生していくプロジェクト。事業主4社は「尼崎グリーン・ネットワーク・アイランド構想」と名付け、尼崎南部エリアの緑のネットワークづくりの一環となる新しいまちづくりをめざしている。

 同プロジェクトは、蓬川に隣接する約1.5haに、アクア館、ブライト館、コムズ館の3街区からなる構成。キッチンスタジアム、シアタールーム、キッズルームなど、多彩な共用施設や生活利便施設に加え、地域住民も利用できる図書館、保育ステーションも設けられる。

 開発地は、統廃合となった尼崎市立明倫中学校の跡地。卒業記念の植樹である中学校の既存樹木や記念碑を残すなど、地域の歴史を継承する取り組みも計画されている。

 今回販売するのは、アクア館(155戸)のうち約50戸で、間取りは3LDK~4LDK、専有床面積は60平方メートル台~90平方メートル台。販売価格帯は、60平方メートル台の3LDKで、2,400万円台から。70平方メートル台の4LDKで、2,900万円台からを予定している。
 竣工は2007年9月の予定。

動画でチラ見!

第18回 ジバコー 「原点」を語る

ニュースはこちら

新着ムック本のご紹介

ハザードマップ活用 基礎知識

不動産会社が知っておくべき ハザードマップ活用 基礎知識
お客さまへの「安心」「安全」の提供に役立てよう! 900円+税(送料サービス)

2020年8月28日の宅建業法改正に合わせ情報を追加
ご購入はこちら
NEW

月刊不動産流通

月刊不動産流通 月刊誌 2025年5月号
「事故物件」、流通の課題は?
ご購入はこちら

ピックアップ書籍

ムックハザードマップ活用 基礎知識

自然災害に備え、いま必読の一冊!

価格: 990円(税込み・送料サービス)

お知らせ

2025/4/21

「記者の目」を更新しました

有事に立ち向かうエリアマネジメント」を公開しました。

エリアの価値向上に大きく寄与する複合開発。住宅や商業施設、公共施設、教育施設や図書館、クリニックなどが一体的に整備されることで、再開発されたエリア内で日常生活が完結できるような、利便性の高い生活環境が整うケースもありますが、その規模感の大きさから有事の際に全体が連携できるのかといった懸念も…。今回は、オフィスビル・賃貸マンション・分譲マンションの3棟からなる複合開発「MEGURO MARC」を取材。防災対策の本音を調査しました。