(株)ランドは11日、「2007年2月期中間決算(連結)」を発表した。
当期(06年3月1日~8月31日)の売上高は57億4,600万円(前年同期比▲62.3%)、営業利益は▲2億9,000万円、経常利益は▲6億8,900万円となった。
セグメント別では不動産販売業において、同社分譲マンションである「ランドシティ古淵アルテリア」(神奈川県相模原市)など68戸の引渡しおよび、不動産流動化物件4戸の引渡しを行なった結果、売上高は50億7,590万円(同▲64.8%)となった。
不動産関連業務受託事業においては、収益不動産保有事業における賃貸収入およびその他の収入を合わせた売上高が5億3,642万円(同▲32.7%)となった。
当期より着手したシニア住宅事業においては、06年4月1日に営業権を譲り受けた「ネクサスコート本郷」(東京都文京区)の入居一時金償却などから売上高1億3,419万円となった。
12日に行なわれた決算説明会において代表取締役の松谷昌樹氏は「主要事業である不動産販売事業は引渡し時に売上が経常されるため業績に偏重が生じたが、仕入れなどの業務は順調に進んでいる。今後はシニア住宅事業に力をいれていきたい」と語った。
07年2月期通期(連結)の業績予想については売上高352億円、経常利益40億円、純利益22億3,000万円を見込んでいる。