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2006/10/20

山形で「全国不動産会議」を開催/全日本不動産協会

「全国不動産会議」の模様。会議では、(財)日本総合研究所会長の寺島実郎氏による記念講演も行なわれた
「全国不動産会議」の模様。会議では、(財)日本総合研究所会長の寺島実郎氏による記念講演も行なわれた
挨拶する川口理事長
挨拶する川口理事長

 (社)全日本不動産協会(理事長:川口貢氏)は19日、山形県民会館ホール(山形県山形市)で、「第42回全国不動産会議」を開催。山形県知事・斉藤 弘氏、山形市長・市川昭男氏などの来賓、全国の全日会員ら総勢1,285名が参加した。

 会議の冒頭、川口理事長は、豊かな自然に恵まれる一方、戸当たり土地面積、住戸専有面積が日本有数という山形県の住宅事情に触れ、「われわれは、高齢化・成熟社会のなか、より安全で快適な住生活をめざしていかなくてはならない。ぜひ、山形県の“住みやすさ”を学習し、全国各地域で広めていってほしい」と語った。

 また、同会議では、業界を取り巻く社会問題や次世代の課題をあげ、「日本経済のさらなる活性化と安全安心の地域社会の確立」をめざすため、政府・関係機関に対し「耐震問題、アスベスト問題の早期対策の実現」「安全、安心の地域社会、町づくりの推進」「自然環境・住環境への対策」「不動産市場活性化のための税制の実現」を要望した決議案を満場一致で採択した。

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