(社)建築・設備維持保全推進協会(BELCA)は18日、建築関係者に実態に基づくLC(ライフサイクル)データを提供することを目的に、「建築物の部位・部材・設備機器」の耐用年数に関する調査を11月1日~30日にかけて行なうと発表した。建物所有者、建物管理会社などを対象に、同協会ホームページ上で実施する。
対象となる建物は、竣工後20年以上、かつ規模が1,000平方メートル以上で、事務所、商業施設、庁舎、教育文化施設等として利用されているもの。屋上防水、空気調和設備の修繕、更新、改修時期について調査する。
調査結果は、専門家による委員会で分析し、報告書として取りまとめる予定。また、回答者には、調査結果の集約版がPDF形式で提供される。
なお、Web環境が整っていない人のために、手書きアンケート調査も実施する。詳細についての問合せは、(社)建築・設備維持保全推進協会(開発研究部:小林・加藤、TEL 03-5252-3873、FAX 03-5252-3871)まで。