大和ハウス工業(株)は19日、NTTコミュニケーションズ(株)と、さまざまなネットワーク環境に対応できるホームサーバと、ユビキタス社会に向けての共通プラットフォーム、およびそれらを活用した生活サービスの共同開発を行なうと発表した。
大和ハウスでは「あ・す・ふ・か・け・つ(安全・安心、スピード、福祉、環境、健康、通信)」をキーワードに、新たな事業・商品・サービスに取り組み、NTT comでは、情報家電向けネットワーク技術や、快適生活を提案する「香り通信」など新しいライフスタイルを創造する通信サービスの提供を行なってきており、こうした両社の取り組みを背景に、このほどブロードバンド・ユビキタス社会における「安全・安心」なホームネットワーク向け共通プラットフォームの開発に合意したもの。
両社が保有する技術・ノウハウを合わせることによって、様々なアプリケーションや各種情報家電を統括するホームサーバを開発し、安全かつ簡単にホームネットワークに接続できるプラットフォームの実現を目指す。
今後は、共通プラットフォームを備えたホームネットワーク上で提供する各種生活サービスを順次追加すると同時に、各事業者とのパートナーシップによるサービス拡充を行なう方針。来春完成予定。