ニューシティ・レジデンス投資法人(NCR)は27日、「2006年8月期決算」を発表した。
当期(2006年3月1日~8月31日)の運用状況の営業収益は42億100万円(前年同期比25.6%増)、営業利益は20億7,500万円(同19.3%増)、経常利益は16億3,500万円(同13.9%増)、純利益は16億3,000万円(同13.8%増)となった。1口当たり分配金は1万3,302円、分配金総額は16億3,000万円。
同投資法人は当期、「ニューシティレジデンス高輪」など7物件(取得価格の総額280.1億円)を追加取得。これにより、第3期目にあたる同期末時点でのポートフォリオは93物件(同1,504.1億円)、賃貸可能戸数5,409戸となり、資産規模1,500億円を当初目標よりも前倒して達成、上場時の約2.5倍にまで拡大した。期末時点の稼働率は97.7%。
なお次期(07年2月期)は、2006年10月31日譲渡予定の3物件を除き、2006年12月取得予定の2物件を加えた92物件を運用。営業収益54億4,200万円、経常利益23億8,400万円、純利益23億8,200万円、1口当たり分配金1万4,520円を見込むとしている。