不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2006/11/1

賃貸・分譲事業とも好調、経常47%の増/三井不07年3月期中間決算

 三井不動産(株)は10月31日、2007年3月期中間決算を発表した。

 今期(06年4月1日~9月30日)連結の売上高は5,113億5,000万円(前年同期比3.7%増)、営業利益は642億6,500万円(同39.6%増)、経常利益は542億6,700万円(同47.3%増)、当期純利益は395億500万円(同69.9%増)。単体では、売上高2,540億1,900万円(同▲0.3%)、営業利益419億5,200万円(同40.3%増)、経常利益398億3,500万円(同55%増)、当期純利益289億4,300万円(同75.6%増)と、いずれも大幅な利益増となった。

 部門別にみると、賃貸事業では前期に竣工した「日本橋三井タワー」、「銀座三井ビルディング」が収益に寄与。オフィス賃料の上昇もあり、売上高1,912億3,900万円(同6.0%増)、営業利益397億7,900万円(同12.5%増)となった。
 分譲事業は、売上高1,084億6,800万円(同▲3.5%)、営業利益185億7,400万円(同101.2%増)。下期に引渡しが集中するため減収となったが、マンション分譲が好調な販売状況を継続。通期計上予定戸数4,400戸に対し、進捗率は約90%となっている。また、都心エリアで開発した賃貸マンション「パークアクシス」シリーズを日本アコモデーションファンド投資法人に売却するなど投資家向け分譲が利益を押し上げた。

 なお、通期では、連結売上高1兆2,200億円、経常利益1,250億円、純利益630億円を見込んでいる。

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