スターツコーポレーション(株)は7日、グループ会社である(株)スターツ総合研究所が展開する「SEAネットワーク」の会員を対象とした、首都圏サービス研究会を日本橋ツムラビル・ショールームで開催した。
「 SEAネットワーク」とは、全国不動産会社を会員とするネットワークシステム。各会社が住宅・不動産に携わる責任と使命感を共有し、ユーザーのニーズを追求する姿勢を基本に、企業間を超え総合的なサービスを提供することを目的としている。具体的には、各社へ社宅斡旋、テナント出店情報等の配信、各種研究会による成功事例の共有、地主・家主共同開拓営業戦略の提示等を行なっている。現在、全国の会員会社は109社、234店舗にのぼり、各都道府県、主要都市をほぼ網羅している。
「サービス研究会」としては、同ネットワークの会員会社とSEAネットワーク事務局が各地域に集まり、各社の成功事例を基に、本物のサービス追及や相互にノウハウの高度化を図るための議論を行なう場。参加会員の営業エリアが被らないよう、全国8ブロックに分け開催している。
今回の首都圏サービス研究会では、会員6社計7名が参加。事前に各会社に記入してもらったヒアリングシートに沿って、「無償管理から有償管理への対策」や「入居者とオーナー双方から選ばれる会社とは」などハードからソフト面にわたり実務的な対応法が話し合われた。
今後、首都圏に続いて、静岡、大阪、下関で開催される予定。同社は、「SEAネットワーク」の登録者数を3月までに150社とする計画。過去の研究会で発表・共有された成功事例を集約した「成功事例集」の発行も予定している。