ナイス(株)(横浜市鶴見区、社長:平田恒一郎氏)は8日、神奈川県内の営業拠点16ヵ所と、分譲マンションのインフォメーションセンター、神奈川県内の営業車両約170台を、児童・生徒を守る緊急避難先「こども110番」とし、神奈川県警察本部の指導のもとで、12月1日よりスタートすることを発表した。
「こども110番」とは、子供が登下校時などに危険を感じ助けを求めてきた際に、一時的に保護するとともに、迅速に警察へ通報することで、子供が被害者となる事件を防ぐことを目的とした活動。
同社では、分譲するマンションの顧客が、近隣地域における小さな子供を含む家族が圧倒的に多いことから、子供の保護を通じて地域に貢献したいという社員の提案を具現化した。
今後は神奈川県内だけでなく、全国約90ヵ所の営業拠点についても「こども110番」にする方針。専用ステッカーを貼り、認識しやすい体制を構築することで、子供が被害者となる事件を防ぐとともに、近隣地域における犯罪抑止に貢献していくとしている。