スターツコーポレーション(株)は16日、2007年3月期中間決算を発表した。
当期(2006年4月1日~9月30日)の連結売上高は437億9,700万円(前年同期比26.1%増)、営業利益26億7,400万円(同25.4%増)、経常利益23億5,200万円(20.3%増)、当期純利益7億7,200万円(32.9%増)。
セグメント別にみると、建設事業では、免震構造の賃貸住宅において、「高床免震」として特許を取得、井戸の併設や、電力会社との提携による災害復旧を考慮したオール電化仕様を提案するなどして63棟を受注・開発。また、つくばエクスプレス沿線に営業所を開設し、営業エリアの拡大などを図った結果、148億1,000万円を受注した。
仲介・賃貸管理事業では、競売方式による住宅売買システム「マイホームオークション」や、投資用物件のインターネット上でのオークションシステム「インベスターズオークション」などを継続的に開催。売買仲介事業に特化した16拠点の販売センターにおいて手数料収入を拡大した。
また、管理戸数はアパート・マンションが8万791戸(前期末比4,323戸増)、月極め駐車場台数が7万1,805台(同1,878台増)、時間貸し駐車場運営台数が1万3,991台(同2,627台増)、社宅管理代行が3万1,448室・駐車場4,741台、分譲マンション管理戸数が2,676戸、24時間緊急対応サービス受託戸数6万4,498戸(同4,548戸)、合計住宅が17万9,413戸、駐車場9万537台となった。また、「ピタットハウス」ネットワークは全国304店舗となった。その結果、売上高183億3,300万円、営業利益16億9,900万円となった。
分譲不動産事業では、共同事業方式で開発した高層ツインタワーマンション「ブリリアグランデみなとみらい」(横浜市西区、総戸数555戸、07年11月竣工予定)が完売したほか、スターツプロシード投資法人への販売等により、売上高83億7,400万円(前年同期比236.7%増)、営業利益5,100万円となった。
なお、通期では連結売上高1,030億円、経常利益75億円、当期純利益25億円を見込んでいる。