(株)長谷工コーポレーションは20日、2007年3月期中間決算を発表した。
当期(2006年4月1日~9月30日)の連結売上高は3,112億6,000万円(前年同期比20.7%増)、営業利益273億1,600万円(同18.7%増)、経常利益267億6,500万円(同27.6%増)、当期純利益162億8,000万円(同▲13.1%)。最終利益が減益となっているのは、「ホテルシェレナ」工事代金請求訴訟に関する損失引当金78億円など特別損失100億円を計上したため。
主力の建設事業は、マンション受注が堅調に推移。大規模物件が減少したものの、単体の分譲マンション受注高17億8,100万円(同▲10.5%)。売上高2,031億円(同6.0%増)、営業利益185億円(同13.3%増)となった。
不動産事業では、大規模物件などの建築受注を目的とした不動産取引および分譲マンション共同事業による売上が大幅増。また、ハワイ州オアフ島で推進中の「オーシャンポイント計画」における戸建分譲事業などが寄与し、増収増益。売上高759億(同122.5%増)、営業利益53億円(同116.3%増)と大幅増収増益なった。
なお、07年3月期の通期予想については売上高7,000億円、経常利益620億円、当期純利益450億円を見込んでいる。