(株)ゼファーは24日、2007年3月期中間決算説明会を開催した。
当期(2006年4月1日~9月30日)の連結売上高は275億1,100万円(前年同期比▲19.2%)、営業利益33億9,500万円(同38.9%増)、経常利益26億7,500万円(同26.3%増)、当期純利益12億8,500万円(同44.8%増)。
不動産分譲事業では、「ゼファーヒルズ松戸フィオリーナ」(千葉県松戸市)をはじめ、マンション173戸、戸建て28戸などの引渡しを達成。売上高129億2,800万円(同▲13.9%)、営業利益17億1,100万円(同24.7%増)となった。
不動産流動化事業においては、投資家向け収益物件を2物件引き渡したほか、連結子会社 (株)ゼファー不動産投資顧問による6億200万円のフィー収入を得た。結果、売上高73億9,800万円(同▲43.0%)、営業利益31億3,600万円(同53.%増)を計上。
説明会の中で、同社代表取締役兼執行役員社長の飯岡隆夫氏は「近藤産業の子会社化に伴い、近畿圏での不動産ネットワークの強化を図っていくと共に、札幌・沖縄・仙台でもマンション供給エリアを広げていく。特に沖縄で積極的に展開していき、将来は琉球投資ファンド設立も視野に入れていく」と語った。
なお、07年3月期の通期予想については連結売上高1,260億円、経常利益106億円、当期純利益54億5,000万円を見込んでいる。