不動産ニュース / 開発・分譲

2006/11/27

扶桑レクセル、地震防災システムをレクセルマンションシリーズに初採用

「レクセルガーデン大和」外観イメージ
「レクセルガーデン大和」外観イメージ

 扶桑レクセル(株)(東京都新宿区、社長:中村護氏)は21日、マンション専用の地震予知システム「気象庁緊急地震防災速報利用・地震防災システム」を、レクセルマンションシリーズにおいて、初めて採用したと発表。

 同システムは、12月初旬より販売予定の「レクセルガーデン大和」(神奈川県大和市)において採用される。なお大和市においても初の採用となる。
 同マンションは、地上8階建て、総戸数49戸。小田急江ノ島線・相模鉄道本線「大和」駅より徒歩12分。

 同社はこれまで、全住戸の収納に耐震ラッチを設置したり、マンションの共用部に防災備蓄倉庫を設けたりと、地震などの災害が起きてからの安全防災対策に力を入れてきた。今回は、災害が起こる前の対策および防災面を強化する目的で、地震防災システムを採用することとなった。

 気象庁より発信される緊急地震速報を活用し、マンションごとの推定震度や予想到達時間を、各住戸のインターホンから音声で入居者に通報する。
 居住者は、地震の発生を事前に知ることにより、状況に応じた身の安全を確保できる。閉じ込めを防止するためにエレベーターも連動して停止する仕組みとなっており、マンション内での地震による被害を低減する。

 なお、「レクセルガーデン大和」は、敷地面積1,982.98平方メートル、建築延面積4,407.33平方メートル。専有面積65.04平方メートル~97.07平方メートル。
 着工日は2006年8月、竣工日は2007年9月中旬予定。

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