三洋ホーム(株)は、太陽光発電システム搭載住宅の新商品「環の和(わのなごみ)タイプR」を8日から発売する。
同商品は、開発テーマを「4つの環」とし、太陽光発電の先進性と造形を調和させた「技巧の環」、周辺環境との親和を図る「街の環」、自然環境との調和を図る「自然の環」、家族との融和・コミュニケーションをめざす「人の環」を企画に盛り込んだ。
日本の住宅の街並みへ考慮するため、日本建築の伝統工法である「数奇屋風一文字葺き屋根デザイン」をモチーフに取り入れ、これまでの太陽光発電住宅とは全く違った外観デザインを実現したもの。母屋部分には、いぶし瓦の色調を持つ陶器瓦を敷き、軒先に設置する金属葺きの代わりに、設置面積あたり発電量世界最大を誇る「ハイブリッド太陽電池」を設置する。また、高耐震構造に制震ダンパーを設置することで、地震時の揺れを最大約50%低減する。
関東以西で販売。主として、団塊世代をターゲットとしていく。販売価格は、坪65万円台から。