不動産ニュース / 決算・業績・機構改革

2006/12/21

増収増益で分配金1万5,916円に/NOF06年10月期決算

 野村不動産オフィスファンド投資法人(NOF)は21日、「2006年10月期決算」を発表した。

 当期(06年5月1日~06年10月31日)の運用状況は、営業収益107億3,900万円(前期比9.5%増)、営業利益51億8,200万円(同13.7%増)、経常利益42億3,000万円(同17.6%増)、当期純利益42億2,900万円(同17.6%増)、1口当たりの分配金1万5,916円となった。

 保有物件の運営管理においては、ポートフォリオ収益の成長に重点を置き、既存テナントに対して的確なプロパティ・マネジメントによるテナント満足度の向上を図る一方で積極的な賃料改定協議を行なった。また、新規テナントの募集に当たっては、オフィス賃料市況を見極めながら物件毎に戦略的な営業活動を実施。その結果、当期中のポートフォリオの平均稼働率を97.7%から98.3%の範囲内で安定的に推移。また賃料増額改定件数の割合も33%になり前期の実績を上回った。

 また当期は、06年6月に「札幌ノースプラザ」(札幌市中央区)、同年9月に「セコムメディカルビル」(東京都千代田区)を取得。この結果、当期末時点のポートフォリオは30物件、組入資産規模(取得価格の合計)は2,591億円となった。

 なお次期は、営業収益109億1,400万円、経常利益41億2,200万円、当期純利益41億2,100万円、1口当たり分配金1万5,500円を見込んでいる。

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