住宅金融公庫は22日、証券化支援事業(保証型)の第1号案件として、千葉興業銀行と提携、同行の長期固定金利の住宅ローンの証券化を支援することを発表した。
2007年1月下旬より、証券化支援事業(保証型)を活用した住宅ローンの取り扱いを開始する予定。
証券化支援事業(保証型)とは、民間金融機関の長期固定金利の住宅ローンについて、公庫が住宅融資保険(債務保証特定保険)を付保するもの。債務者が返済不能となった場合に、公庫が民間金融機関に保険金を支払う。
また、上記の住宅融資保険の付いた住宅ローンを担保として発行された民間金融機関のMBSについて、公庫が投資家へ期日どおりの元利払を保証する。
公庫は、独立行政法人移行後も引き続き証券化支援事業(保証型)により、住宅ローンの証券化市場の進展に貢献していきたいとしている。